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2006年1月 8日 (日)

日本橋の上に空を取り戻す話

今朝の新聞に、東京・日本橋の橋の上を覆う首都高速道路をなくすため、来年度予算に調査費を盛り込むことが報道されていた。2016年には現在のルートを変更する工事を完成させるということで、結構な事だと思う。昨年10月2日のブログ記事に日本橋のことを書いた。「橋の上を走る高速道路がなければもっと良くなるはず」という感想も入れてあったのだが、そういうことを思っている人は何も俺だけではなかったわけだ。しかしまあ、小泉首相が昨年末に「景観を損ねている」と発言したことで、この話はあっという間に具体化されつつある。さすがに今をときめく首相であり、大したものだ。

しかし、俺が興味を引かれるのは、このような都市景観に関する発言が、日本の首相の口から出たことだ。俺の記憶では、日本の首相が都市景観の改善を訴えるのを聞くのは初めてだ。俺が普段から訴えていることだが、景観の乱れは日本国民の精神の乱れを現している。であるのに日本の景観は、特に都市景観は、経済と利便性ばかりが優先され、その見え方はなおざりにされてきた。その結果、今我々が手にしている品性を欠いた都市環境に、多くの国民は嫌気がさしているのだろう。

今朝、愛犬キャロを散歩させていると、俺の住むマンションのそばの公園のまわりに、新聞やマクドナルドのハンバーガーの包み紙、ドリンク容器などが散乱していた。意図的にやってあるとしか思えない。ゴミを散らかすという行為で一体何を表現したいのだろう。どのような鬱憤を晴らしたいのか。腹立たしい気持ちでせめて歩道に散乱している目につくゴミを拾い、公園のゴミ箱に入れた。しかし散乱しているゴミの量、また風に飛ばされているその広がりは俺一人の手に負えない。植え込みに引っかかっている新聞広告や食い物の包み紙・・・すさんだ光景だ。なるほど、お前達は自分らの心がこのようにすさんでいると、そう表現したかったのか・・・たわけ者が。

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