池袋西口の辺りを歩く
仕事を休んで、池袋西口の近辺をウロついた。仕事を休んだのには一応理由がある。例の年金問題。俺も一つの会社にずっと勤め続けてきた訳ではないので、気になっていたのだ。社会保険庁のずさんな仕事ぶりが明らかになる前から気にしていたのだが、ここのところ年金記録を確かめるために社会保険事務所に人が殺到しているとの報道に恐れをなし、しばらく沈静化するのを待っていた。ようやく今日、自分の年金記録を確かめることができた。いや、社会保険事務所だけど、思ったより空いていたよ。すぐに終わった。そして池袋にね、ちょっとマーキングすることにした。
池袋の西口を出た辺りはね、かなり猥雑な感じがあるんだよね。特に北の方。飲食店、パチンコ屋、風俗店などが入り混じっている。こういうところを普通の日にだよ、仕事を休んでうろついている・・・っていう感じが良いんだな。ただ、美的な意味ではひどいもんだよ。しかし、昔のことだけど、シカゴやニューヨークでこういう感じのところを歩くと、身の危険を感じた・・というか、危なそうな人がたくさんいて油断できない雰囲気だったけれど、日本の場合は、少なくとも昼間は、そういう危険な感じは無い。この頃治安が悪くなったと言われるけど、日本はまだまだ安全な国なんだろうな。新宿はどうかな。もうちょっと危ない感じ。でも午後9時ごろまでは大丈夫なんじゃない。ポン引きに引っかからなければね。
池袋を南に下っていくと目白に近づき、次第に上品な感じになってくる。そっちの方へ行ってみることにした。お目当てはある。立教大学と自由学園だ。
だがその前に撮ったのが この写真。東京芸術劇場。
芦原義信、晩節を汚した作品。氏の代表的な著作「街並みの美学」が泣くね。芦原さんの全ての作品が悪いわけではない。駒沢体育館などは俺は嫌いではない。丹下健三のような天才的な切れ味は感じないが、芦原さんの育ちの良さみたいなものは伝わってくる。品が良いのである。
だが、この東京芸術劇場、品が無い。しかも巨大だ。ヤメテほしい。しかし建物は一度建ったらそう簡単に無くならない。そういう意味では、この次の写真の建物なども俺には許せない部類に属する。
東京都税事務所・・らしい。東京芸術劇場の向かいに道を挟んで建っている。誰の設計かは知らない。しかし、こういうのは結構名の知れた建築家の設計の可能性がある。ここに見えるのは自己顕示欲。これが建ち続けるのは犯罪的であろう。道を行く人々の目に否応なく飛び込んでくる醜悪。
これらの俺の嫌いな建物と、これから尋ねようとしている建物との違いこそ、建築に関わる者がよく観察しなければならないものだろうと思うのである。 つづく。
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コメント
「年金」どうでした?
ちなみに、数年前に調べたら私はこの世に3人存在しており、妻は2人存在しておりました。つまり、我が家は世の中で騒いでいる正に被害者でした。そのときにそれぞれ一人にしてもらいましたが・・・
都税事務所?豊島区合同庁舎とかじゃなかったケ。確か大江さんの作品じゃなかったかな?
投稿 ヨシサン | 2007年7月 6日 (金) 21:26
年金の記録は、俺自身のも妻のものも間違いがなく、胸をなでおろした。5歳年下の妻と俺との年金加入年月が、ほぼ同じだったのがショックだった。大学院に通っていた2年、米国にいた前後の3年間、保険料を払っていない。当時は20才以上が全加入という制度ではなかった。
都税事務所の建物の件、大江匡の設計と言われれば、そういう感じがする。
投稿 キャロのご主人 | 2007年7月 7日 (土) 10:36