雪の日/オヤジの気持ち
左の写真は部屋から見える外の景色である。今日はこの冬初めての積雪を見た。
子供の頃には気持ちが解らなかったが、大人になって、それもこれぐらいの歳になって解ることがある。カイロを身に着けるという行為もその一つだ。
親父が冬の朝、カイロに火をつけて布袋に包み、懐中に入れて外へ出て行くのをぼんやりと覚えている。最近は使い捨てカイロがあるので便利だ。俺も毎朝、シャツの上から貼り付けて仕事に出かける。ずっとつけているので、その内に何となく低温火傷状態になり、便所に入って位置をずらす。オッサン臭いこの行為を、そう自覚しながら止めることができない。これを止めると困ることがある。腹の具合が悪くなるのである。
この時期、カイロを忘れて出勤すると、通勤電車の中ですでにヤバイ状態になる。胃腸の働きが悪くなるのだろう。それが既に歳がいった証拠だと思うが、腹にガスが溜まってくるのだ。これを電車の中で音をさせずに静かに体の外へ出すには、相当の熟練が要る。更に、うまく人に気づかれぬようにガスの排出に成功したとしても、臭っていないかどうか気になる。周りがオヤジばかりならどうということもないが、若い女の子がいる時は何となく申し訳ない気になる。だからこの時期、カイロは離せない。
ただ窓の外を眺めて、暖かい部屋の中にいられるのはありがたい。今日はカイロもせず、家の中で遠慮なく屁を放つ。もはや家族は気にも留めない。臭いがしなければ・・という話だが。
屁を放つ 我は男子に 生まれたり
いろいろ考えることもあるが、今日はこのあと少し読書をし、また買い忘れの食材を買いにでかけるだろう。そして夕食の支度をする。ブリが買ってある。ブリの照り焼き、そして酒粕汁。
雪の日は いざ粕汁を したくせむ
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